暇鳥風月

暇鳥風月

ざれごとからたわごとまで

夢がキモい

私はどちらかというと寝てる時に夢を見ている側の人間だ。……と思う。

 

「人よりも夢を見る頻度が高い」ってよりも「見た夢を憶えるようにする習慣が染みついている」ってのが実際のところなんだけれど。脳にある”一時的な記憶を保存するメモリ”が、私の場合は人よりも夢の内容が占めているみたいな、そんなもんだと思う。見ないときは本当に見ないしね。

 

 

そんな逐一夢を外部媒体に保存する人間の私だが、起きて覚えている夢を見たとしても、それらををすべて記憶するわけじゃない。

「なにか突飛な展開に見舞われた夢」だとか「めちゃめちゃ怖い夢」、あるいは「現実サイドで体験した出来事が意外な形で反映されている夢」みたいな。要は””面白い夢””であれば私は積極的に記録している。最近だと学科の中国人留学生とジュ―Cグレープを食べている夢を記録している。何その平和な夢

 

これは裏を返せば、特に面白くもないただの夢は記録していないということになる。まあ現状夢の記録はほとんど創作のネタになればいいなって程度のモチベで続けているので、そんな雑魚夢にかまう暇もないのである。

 

前置きが長くなったけど、今回はそんな雑魚夢の話。

 

 

 

「釣り」の夢をちょくちょく見ることがある。

釣り糸を垂らして魚釣りをする、という何の変哲もない夢である。場所は知らない船の上だったり、地元の汚え港だったり、あとは夢の街(説明するのが非常に面倒だが、私には夢の中でのみ存在し、複数の夢でこの街が度々舞台となるなど一定の連続性を保ったどこにも該当することのない街のような空間がある。この街の夢は明晰夢ではないけど微妙に身動きが取れる)にある池など、とにかく様々だ。内容もただ釣りをするという話で、どうぶつの森並みに釣果が出ること以外はたいした特徴もない夢なのだ。

 

今日見た夢も釣りの夢だった。正直釣りなんて人生で数回しかしたことがない人間なので、なんでこんな定番化しているのかは疑問だけど、湖みたいな場所でアジみたいな魚を釣るだけの内容だ、と思っていた。

 

夢から目が覚め、ふと夢の光景を頭に思い浮かべたとき、今まで見ていた釣りの夢が正常でないことに気が付いた。ゆめゆめゆめゆめうるせーなこの文章。

 

 

というのも、どういうわけか私の「釣りの夢」は、魚を地上に引き上げる際に、リールを回して吊り上げるのではなく、自分の手の指を近づいた魚に嚙みつかせることで魚をゲットしていた。そして、その魚はバケツなどに移すのではなく、肩やお腹、太ももなどに嚙みつかせることで保管しており、全身を釣った魚たちにかじられながら魚釣りを続行するのだ。

 

流石にキモい。

 

いやぁ、朝起きてちょっと震えたよね。おいおい自分めちゃくちゃ狂い夢見てるじゃねえかって。なんなら毎回指に引っ掛けて釣ってるのも鮮明に思い出しちゃって、この狂いがシリーズ化してるのおかしいし、それを雑魚夢判定してる自分がやばいなって、めっちゃトイレ行きたいのもあって震えました。というか9割9分尿意の震えですけどね。うん、文章ってやつは脚色が必要なんだ。許しておくれ

 

それだけの記事です。オチはありません。さようなら。